県議選 民主県連、公認1人推薦5人に=山形  民主党県連の近藤洋介・県連会長(衆院議員)は27日、山形市内で開いた常任幹事会後の記者会見で、今年4月の県議選で新たに3人の推薦を決定したと発表した。同党が関係する候補者は公認1人、推薦5人の計6人になった。自民党公認の28人には及ばないが、近藤会長は「公認・推薦合わせ、前回の3人を倍増するという最低限の目標は達成できた」と話した。  現状では、県議選での同党公認候補は、県連幹事長の和嶋未希県議(酒田市・飽海郡区)のみ。推薦候補は、海鋒孝志県議(天童市区)と市町村合併で失職した新人の阿部昇司・旧藤島町長(鶴岡市区)に加え、今月に入り、新人の楳津博士・寒河江市議(寒河江市区)、木村忠三県議(米沢市区)と吉田明県議(上山市区)の推薦を決めた。  一方、今夏の参院選山形選挙区では、近藤会長は「社民党との協議がまとまり次第、早急に公認候補を公表したい」とした。社民党県連は、独自候補を擁立せず、政策協議を経て民主党の公認候補を支持する方針を決めている。民主党県連は社民党県連との協議を急ぎ、3年前の参院選に民主党公認で立候補した舟山康江氏の公認を2月中にも発表する見通し。