県議選 公認候補は党派「自民」で 自民県連方針確認=長野  統一地方選や参院選に向けた対応を協議する自民党県連の会合が27日、長野市内で開かれ、4月の県議選の公認候補は党派を「自民党」で届け出る方針を決めた。  田中康夫・前知事時代の2003年の県議選は、同党公認候補14人のうち8人が「反田中」色を薄める狙いなどから党名を名乗らず、県議会会派と同じ名称の政治団体で届け出た。今回は県連が推薦した村井知事を支えるため、議会内の自民党色を強化する考えだ。  終了後に記者会見した小坂憲次会長と石田治一郎幹事長によると、党所属の現職18人は公認申請があれば原則、無条件で認める。ただ、選挙区事情で公認を希望しない場合は、個別に相談して決めるという。  石田幹事長は「党所属の議員には前回のような(公認を得ながら自民党で届け出ない)行動のないようにお願いしている。わかりづらい届け出は県民を迷わせる」と述べた。