民主北海道定期大会 統一選・参院選の活動方針など了承=北海道  民主党北海道(代表・鉢呂吉雄衆院議員)の第15回定期大会が27日、札幌市内で開かれ、統一地方選での勝利と参院選での2議席獲得に向けた活動方針などを決めた。遅れている道議選候補擁立を巡っては、厳しい意見も出された。  各地区の代議員ら約200人が出席した。鉢呂代表は「道知事選、札幌市長選の推薦候補も決まった。政権交代につながる衆参同日選挙の流れを作るような勝利を目指そう」とあいさつ。来年度の活動方針案、統一地方選・参院選の闘争方針などを承認した。  一方で、道議選での候補擁立が遅れているため、出席者からは「このままでは無風選挙区も出て、知事選への連動も難しくなる。有権者に選択肢を提供する意味でも、早急に進めるべきだ」との意見が出された。  鉢呂代表は「通常の擁立作業は時間的に限界」との考えを示し、選考は党常任幹事会に一任することになった。同党は道議選で61人の擁立を目指しているが、現時点で公認・推薦合わせて43人にとどまっている。