メールで投票依頼 逢沢・衆院議運委員長、宮崎知事選で1000人に  逢沢一郎衆院議院運営委員長が、21日に投開票された宮崎県知事選の投票日前、自身の支援者ら約1000人に対して、自民党推薦の持永哲志候補(落選)への投票依頼を求めるメールを送っていたことがわかった。公職選挙法ではメールを使った選挙運動を認めておらず、同法に抵触する疑いがある。  逢沢事務所によると、問題のメールは19日、逢沢氏の選挙区である岡山県内のメールマガジン登録者を中心に送信。「宮崎県知事選挙『もちなが哲二』(原文のまま)さんをお願いします」との題名で、「宮崎県にお知り合い、友人の方がいらっしゃいましたら、『もちなが哲二』さんをどうぞよろしくお願い致します」などと書かれていた。  総務省選挙課は「一般論として、メールで多数の人に投票を呼びかける行為は、公選法で認められていない」とし、同事務所では「投票依頼とみられても仕方のない内容だったが、違反とは思わなかった」などと釈明している。