「共同販売してない」 清水・太田市長に厳重抗議 紹介料問題で県企業局=群馬  太田市土地開発公社(理事長・清水聖義太田市長)が、社団法人県宅地建物取引業協会太田支部(金井進支部長)に対し、協定書で定められた紹介行為がないのに「紹介成立料」を支払っていた問題で、県企業局は29日、清水市長が26日の記者会見で県企業局の板倉ニュータウン(板倉町)と「同じようにやった」などと発言したことに対し、文書で抗議した。  抗議文は関根宏一・県企業管理者から同公社理事長の清水市長あてで、「県民の信頼・信用を失い、多大な誤解を招くことになった。極めて遺憾であり、厳重に抗議する」としている。  企業局の高橋厚販売企画室長は記者会見し、同公社が主張する「共同販売」について、「個別紹介に基づく県のやり方とは全く違う制度だ。県への確認もないまま、勝手な解釈をしている」と批判した。