米大リーグ、レンジャーズは30日、歴代5位の通算588本塁打を放っているサミー・ソーサ外野手(38)とマイナー契約したと発表した。  ソーサは昨年プレーしておらず、2年ぶりの復帰。米メディアによると、メジャー昇格した際の年俸は50万ドル(約6100万円)で、最大210万ドル超の出来高払いが付く。  招待選手として春季キャンプに参加するソーサは電話会見で、「がっかりさせるつもりはない。体は絞れてるし、準備はできている」と言い切った。禁止薬物使用疑惑もあったソーサの成績は下降気味。最後にプレーした2005年のオリオールズでは、打率2割2分1厘、14本塁打に終わったが、「ファンの家を回って、『信じてくれ』と言うのは自分のスタイルじゃない」と話したうえで、「精神的にも、肉体的にも100%の状態。数字はついてくる。あと4、5年はできる」と意欲を見せた。  ソーサの状態次第で「5番・DH」の構想もあるというが、「長年、活躍してきた選手に機会を与えたかった」とジョン・ダニエルズGMは話した。(ニューヨーク・小金沢智)