宮崎県の東国原(ひがしこくばる)英夫知事が30日、読売新聞東京本社を訪れ、読売巨人軍の渡辺恒雄球団会長、滝鼻卓雄オーナー、桃井恒和球団社長と会談した。  東国原知事は、来年で50周年を迎える巨人の宮崎キャンプについて、「50年お世話になりました。今後とも長いお付き合いをお願いします」と、継続するよう陳情。「マニフェストの中で『おもてなし日本一』をうたったように、県民114万人の総力戦でおもてなしをします」と伝えた。  桃井球団社長は報道陣に、「2月初めの宮崎は寒い。沖縄から(キャンプ誘致の)陳情があったので、調査をしている」と話したが、「長い付き合いだし、(宮崎の)木の花ドームのような施設はそう作れない。まだ具体的な話にはなっていない」と、白紙の状態であることを強調した。