群馬県渋川市などで開かれている第62回国体スケート・アイスホッケー競技会「群馬国体」は30日、スピード、ショートトラック、フィギュア、アイスホッケーが行われた。  県勢は、スピード少年男子千五百メートルで、工藤幸司選手(山形中央高)が準優勝した。  ◆高校最後の国体、自己最高位で満足  スピード少年男子千五百メートルで準優勝の工藤幸司選手(山形中央高)は、ゴール直後に1位だと勘違いして、力強くガッツポーズ。2位と気づき、「ゴールした時は勝ったと思った。悔しいけど、仕方がない」と淡々と振り返った。しかし、高校最後の全国大会で、準優勝は自己最高の成績。「始まる前は5位ぐらいになれればいいと思っていたので」と、満足そうにリンクを後にした。  ◇…スケート…◇  ◇スピード ▽少年男子千五百メートル決勝 〈2〉工藤(山形中央高)1分54秒03〈7〉堂下(山形中央高)  (4位以下タイムなし) ▽少年男子千メートル準決勝(2組4位までが決勝へ)2組 〈3〉堂下(山形中央高) ▽少年男子五千メートル予選(4組3位までが決勝へ)3組 〈3〉森永(山形中央高) ▽少年男子二千メートルリレー予選(2組4位までが決勝へ)1組 〈2〉山形