春日部市で少年サッカー教室「イングリッシュ・フットボール・アカデミー」を運営している英国人の元プロ選手アンドリュー・ダーディーさん(28)が2月、ゴールキーパー専門の“塾”を開く。週1回、イロハから指導し、チームの要となる頼れるゴールキーパーを養成する計画で、9〜13歳の受講者を募っている。  ダーディーさんは、元プロのゴールキーパー。けがのため10代で引退したが、その後指導者に転じ、UEFA(欧州サッカー連盟)のコーチ資格を取得。現在は、同アカデミーで8〜13歳の19人を指導している。  英国では、ゴールキーパーは伝統的に「チームで最も大切なポジション」とされており、シュートへの対応や味方守備陣への指示など、ゴールキーパーの良しあしがチームの成績に直結すると考えられている。ところが、日本の少年チームでは、「体の大きい子がやらされている印象が強い」(ダーディーさん)という。  ダーディーさんは「ゴールキーパーの楽しさ、やりがいをわかってもらいたい」と話しており、試合での位置取りや動き方を基礎から指導するほか、ゴールキーパーのチームでの位置付けや役割も教える考えだ。  ゴールキーパー塾は、2月22日から、毎週木曜日の午後6時半〜8時半の予定で、月会費6000円。問い合わせは、同アカデミー((電)050・1267・1617、メールアドレスinfo@efajapan.com)へ。  写真=子供たちを指導するダーディーさん(中央)