昨年12月8〜10日に台湾で開かれた世界剣道選手権で団体優勝した日本女子チームの一人、県立磐田北高校非常勤講師の内田さくら選手(28)が県庁を訪れ、石川知事に優勝を報告した。  同大会は世界21の国・地域が参加。5人で戦う団体戦で、内田選手は4試合に出場した。決勝の韓国戦では、次鋒(じほう)を務め、小手で一本を取って優勢勝ちし、優勝に大きく貢献した。  154センチとチームで最も小柄だが、「体格のハンデは感じなかった」という。  大会について「メンバー全員で最後まで戦えたことが一番の思い出」と話した。  内田選手は徳島県出身。6歳から剣道を始め、4年前の全国教職員剣道大会で優勝するなど実績がある。  高校教員の夫勝之さんも剣道選手。内田選手も4月に県立高校教員に採用されることが決まっている。