J1昇格を果たした柏レイソルの新体制が発表された。大がかりな戦力補強は行わず、基本的に成長中の若手選手にかける。前線から積極的にボールを奪う攻撃的なサッカーを念頭に、守備面の立て直しも図る。  新たに加入する選手は、新人2人を含む計8人。J1・名古屋グランパスエイトからセンターバックとして獲得した古賀正紘は、J1通算231試合出場と経験豊富で、チームリーダーとしても期待が集まる。外国人選手は、パルメイラス(ブラジル)からMFアルセウが加入する。  石崎信弘監督は「厳しい戦いになるが、精いっぱい戦って期待に応えていきたい」と述べ、新スローガン「挑戦」を発表。「新参者のつもりで格上のチームに挑戦し続ける気持ちを込めた」と説明した。  新体制発表は20日、柏市内で約1500人のサポーターを前に行われ、クラブ側から小野寺重之社長、竹本一彦ゼネラルマネジャー、石崎監督が出席。この日、新しいユニホームも紹介された。  写真=石崎監督(中央)を囲む新加入選手たち